🗓【戦後〜現在】裏金・政治資金スキャンダル年表
🔸1966年:黒い霧解散
🔸1976年:ロッキード事件
🔻主役:田中角栄元首相(当時)
🔸1988年:リクルート事件
🔸1992年:東京佐川急便事件
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佐川急便グループから**多額の資金提供(約5億円)**を受けたとされる。
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脱税でも摘発。政界引退へ。
🔸2004年:加藤紘一の政治資金問題
🔸2006年:守屋武昌・防衛省収賄事件
🔸2009年:小沢一郎の政治資金問題
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土地購入をめぐる収支報告書の虚偽記載問題。
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秘書3人が起訴。小沢氏自身は強制起訴されたが無罪。
🔸2020年:河井克行・案里夫妻の買収事件
🔸2021年:安倍晋三元首相「桜を見る会」前夜祭問題
🔻主役:安倍晋三(元首相)
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後援会の夕食会費用(前夜祭)に対する補填分が収支報告書に記載されていなかった。
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安倍氏本人は不起訴。秘書が略式起訴・罰金刑。
🔴【現在進行形】2023〜2024年:「自民党裏金パーティー収入事件」
🔻主な派閥・関係者:
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岸田内閣は2024年1月に内閣改造を実施(疑惑議員を交代)
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しかし、大半の議員は不起訴。会計責任者のみ略式起訴というパターンが多い。
📌 共通する「手口と傾向」
項目 | 内容 |
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記載しない | 政治資金報告書に収入・支出をわざと記載しない(≒裏金) |
還流(キックバック) | 派閥 → 議員個人へ裏金を“還流”する |
責任の所在不明 | 「秘書がやった」「知らなかった」として議員本人は責任回避 |
不起訴の繰り返し | 刑事責任が問われないため、同様の手口が繰り返される |